彩生堂備忘録


店主:宮内義富、札幌在住。「本の力」「人の力」が必要な時代です。ものごとを、明治以降生まれた様々な思想や文学、社会学、医療や医学、性その他に関する学問・研究など、多面的な物差しで見ていくことの必要性も痛感します。
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「いのちの泉」復刻~2018.7.15~

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「田村清遺稿集 いのちの泉」(昭和10年、喜の音社刊)の復刻見本版がようやく形になってきた。

 すべては、この本との出会いと、今年に入って全面的にご協力いただいているキリスト教図書出版社・岡野ユキオ氏の力による。

 学生時代から無教会主義に心惹かれ、内村鑑三や矢内原忠雄の思想や考え方・生き方に共感してきた。しかし、信仰心があるかと言えばそれとは少し違う。宗教に限らず、真摯に考え、生きてきた先人たちの知恵に学び、これから生きていくべき指針を探り続けたい。

 若い人々にもこうした事々の、小さな事、大きな事、すべてが未来につながることを理解してほしい。要は今、自分が何をなすのか、ということだと思う。


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# by saiseidoh | 2018-07-15 09:29 | 身辺雑記 | Comments(0)

矢内原忠雄全集 書簡・補遺・年譜

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 全集は嵩張るばかりで人気がないようだが、誰の全集か、何を扱っているか、貴重・稀少なものか…等々、様々な視点から見ると、まだまだその資料的価値や利用価値などはあるように思う。

 矢内原忠雄と浅見仙作や北海道の関係を知りたくて、矢内原忠雄全集最終巻(29巻)を「日本の古本屋」経由で頼んだ。書簡中心で、年譜も詳細でとても参考になる。矢内原は大正〜昭和にかけて全国各地を訪ね歩いた。全集に収められた書簡中、北海道関係者のものも多数にわたる。

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 ◆昨日の北海道新聞夕刊だと思うが、小田博志さん(北大教授、人類学)が“学恩”というタイトルで精神医学者・思想家の木村敏氏との出会いや思想、その継承などについて記している。人を含む生きものが「生きている」という、最も当たり前で、最も見えなくなっていること。そこに足場を置いて、「生命的自発性」から出発すること…が、居場所を失った学問の世界と現代の社会を照らす光になると確信している、などと書く。

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 ◆最近面白い、と朝日新聞“政治断簡”高橋純子さん(編集委員)の文章を興味深く読んでいる。現政権批判であるが、誰もが思っているはずであろうことを痛烈に書いていて、とても気持ちが良い。今の政権周辺でそのおかしさを言う人々が出てこないことに強い違和感を持つ。

 ◆「NPOで社会を変える」連載(朝日新聞、8回)が終わった。NPOは確かにその存在意義は高まっていると思う。しかし、組織としての成熟度や次代に引き継ぐ人材が育てられるか、不安や課題も多い。私が関わっている団体(COML札幌患者塾)もそのことに直面している。(*組織力が弱く、NPO法人化すら果たせていないのだが…)

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# by saiseidoh | 2018-07-05 10:00 | 身辺雑記 | Comments(0)

「逍遥通信」

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 本日付の北海道新聞読書欄で「逍遥通信」と発行人である澤田典人さんが紹介されている。

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# by saiseidoh | 2018-06-24 08:31 | 文学・小説 | Comments(0)

キリスト教図書出版社「この生命は人の光」

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キリスト教図書出版社「この生命は人の光ー吉原充の生涯ー」(吉原憲二・くに子編著)をヤフオク経由で手に入れた。

本・書籍は娯楽としても楽しめるが、人の生き方に影響を与えることもできる。そして、ベストセラーではない、丁寧に作られた無名の本の中にこそ、そうしたものはある。

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# by saiseidoh | 2018-06-12 15:34 | 出版社 | Comments(0)

復刻製本

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 「片手間出版社」を勧めているキリスト教図書出版社のサポートを受けながら、後世に伝えるべき貴重な図書の復刻版出版にチャレンジすることになった。

 人間の生き方に影響を与えるものとしてはやはり、図書・書籍が大きいだろう、と思うからだ。国家や政治などというものとは違い、個人・人間にとっては社会のあり方や自立、自分の人生といったことが何よりも大切だろう。そういうことを考えていく道具として今も未来も、図書や書籍の存在は欠かせないはずだ。

 まずは試作版として「いのちの泉 田村清遺稿集」を製本していく。



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# by saiseidoh | 2018-06-07 08:00 | 身辺雑記 | Comments(0)

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