彩生堂備忘録


店主:宮内義富、札幌在住。「本の力」「人の力」が必要な時代です。ものごとを、明治以降生まれた様々な思想や文学、社会学、医療や医学、性その他に関する学問・研究など、多面的な物差しで見ていくことの必要性も痛感します。
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北大総合博物館・中谷宇吉郎「雪のデザイン展」

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 新聞記事等を読んでいて、少し気になっていた『中谷宇吉郎没後50年記念 雪のデザイン展』をのぞいてきた。会場の北大総合博物館という所も以前から気になっていた。今回初めて総合博物館訪問も果たした。

 中谷宇吉郎の本には岩波新書などを通して少々慣れ親しんでいたので、軽い気持ちで会場をのぞきに行った。しかし、北大総合博物館という場所はいかにも古い歴史を感じさせる建物で、展示スペースも1~3階までかなり広いスペースが割り当てられている。最近クローズアップされている、ノーベル化学賞受賞の鈴木章名誉教授の展示室もある。すべてを観るには半日がかりぐらいの時間を割かなければ…という感じ。

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 中谷博士のプロフィールや関連展示を見ると、61歳で死去、とあるから案外に早く亡くなった方だな、と。私が小学校4年頃に亡くなった。おぼろげな記憶だがその頃の教科書に出ていたような気もする。

 総合博物館発行の「ボランティアニュース」(No27)に紹介されている、樋口敬二・名古屋大学名誉教授による「中谷宇吉郎先生小伝」によると、中谷の独創的アイデアで北大構内に作られた常時低音研究室には当時、科学者F.C.フランク、小説家の志賀直哉らも訪れ、実験を楽しまれた、という。

 戦前から戦後にかけて書き継がれた中谷の諸著作とともに、時代を感じさせるエピソードは多い。


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 ★中谷宇吉郎の主な著作=
 『雪』 (岩波新書赤版、1938年・岩波文庫、1994年)
 『冬の華』 (岩波書店、1938年)
 『立春の卵』 (書林新甲鳥、1950年)
 『科学の方法』(岩波新書、1958年)
 『中谷宇吉郎随筆集』 (岩波文庫、1988年・同ワイド版、2006年)
 『アラスカの氷河 中谷宇吉郎紀行集』 (岩波文庫、2002年)
 『雪雑記』 (朝日選書91 のちOD版、2002年)
 『雪は天からの手紙 中谷宇吉郎エッセイ集』 (岩波少年文庫555、2002年)
 『中谷宇吉郎集』 (全8巻 岩波書店、2000~2001年)

 ★北海道大学総合博物館⇒
 ①公共交通機関 JR札幌駅北口より徒歩10分、とある。
 ②駐車場は付近にはないが、北大構内附属病院駐車場も利用はできる。30分まで無料。30分を超えると1時間300円、のようです。当方は1時間強の訪問だったので、300円かかりました。

 
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by saiseidoh | 2013-02-02 17:29 | 街(町)歩き | Comments(0)

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