彩生堂備忘録


店主:宮内義富、札幌在住。「本の力」「人の力」が必要な時代です。ものごとを、明治以降生まれた様々な思想や文学、社会学、医療や医学、性その他に関する学問・研究など、多面的な物差しで見ていくことの必要性も痛感します。
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紙兎ロペと下町



 仕事に出がけの朝6時45分すぎ―。UHB(フジテレビ)の『めざましテレビ』を観て、毎朝必ずクスリ…とする。話題の『紙兎ロぺ』。最近はやりのゆるキャラ、ゆる~い会話、とでも言うのか、独特のリズム、やり取りが何となくおかしいのです。

 ただし、全国的にブームとなっている(もうだいぶ経っているのだろうが…)ゆるキャラとも味わいが違う。紙兎ロぺの方が断然にいい(笑い)。

 これは何だろう?とずっと興味を持ち続けている。当方が好ましく思う原因を考えてみた。①舞台が下町で、背景が忠実に見事に書き込まれていること(細部へのこだわり)②会話は毎回何気ないテーマだが、その何気なさがよい③登場のキャラクターも派手さはなく、何げに面白いユニークな人(動物?)ばかり④「ああ、こういう事ってあるよね」という既視感~こんな感じでしょうか。

 特に、最初の好奇心のきっかけは背景の下町の商店街。微に入り細に入り丁寧に描き込まれているのだった。この下町、という舞台設定がなければ、当方もここまで関心を持たなかっただろう、と思う。

 調べてみると、ここ4年ほどの間、映画館での短編シリーズ→長編映画→そしてめざましテレビ登場、という風に“出世”したらしい。

 敬意を表して監督・脚本を記しておくと、内山勇士、青池良輔両氏。内山氏は東京工芸大学映像学科で助手をしている方らしい。この人はこんな事も言っている。

「…でも基本的にはやはりお話が面白くないと残らないと思います。技術は技術ですから。それと、学生にいつも言っていることは、どんどん外に出て人に会うようにということ。自分の目で見て、体で感じることを大事にしてほしいと思います」

 若い人達にも受けているようなので、下町の歴史や景観、建造物、人情など(特に歴史)にも関心を寄せて欲しいですね。以下、当彩生堂保管の下町ものの一部です(それぞれに味わい深い本です)。

 ▼「下町」(朝日新聞社)
 ▼「改訂 東京風土図―城北・城東編」(サンケイ新聞社編、現代教養文庫)
 ▼「昭和二十年東京地図」(ちくま文庫)

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by saiseidoh | 2013-03-18 19:13 | サブカルチャー | Comments(0)

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