彩生堂備忘録


店主:宮内義富、札幌在住。「本の力」「人の力」が必要な時代です。ものごとを、明治以降生まれた様々な思想や文学、社会学、医療や医学、性その他に関する学問・研究など、多面的な物差しで見ていくことの必要性も痛感します。
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「何が私をこうさせたか」

 岩波文庫はやはりいい。
 
 全て(アマゾンには)まだ書影がないのが、残念だが…。

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by saiseidoh | 2017-12-02 08:50 | 岩波文庫 | Comments(0)

“旅と書物をこよなく愛した”作家・ラルボー

 久しぶりにまとまった額の図書カードがあり、新刊書を購入。在庫がない本もあり、ネット購入でもよいのだが、やはり手にとって確認後に購入したい。

 という訳で、昨夜の仕事帰りに寄ったのは、コーチャンフォー美しが丘通店(札幌)。まずは次の3冊。

▼ヴァレリー・ラルボー「A.O.バルナブース全集(上)」(岩波文庫)
▼永山薫「増補 エロマンガ・スタディーズ」(ちくま文庫)
▼徳本昌大・高橋暁子「ソーシャルメディアを武器にするための10カ条」(マイナビ新書)

“旅と書物をこよなく愛した”作家・ラルボーは初見だが、大変興味深い。もちろん、(下)も近々購入予定。

 隣接して、やはり大きな店舗のブックオフがあったので、思わず覗いたが、大量の“新刊落ち”ばかりで、ほとんど欲しい本はなし。千種堅「モラヴィア」(中公新書)のみ買って、帰ってきた。

A.O.バルナブース全集(上) (岩波文庫)

ヴァレリー・ラルボー/岩波書店

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by saiseidoh | 2014-04-18 07:59 | 岩波文庫 | Comments(0)

「青年期がえり」の岩波

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 中学の頃から大学ぐらいまでの10年間ほど、岩波文庫を読みに読みまくった。理解もできない(笑い)のに、難しい哲学や経済、社会学、思想関係の古典を随分と読んだ。

 どうも最近、「先祖がえり」ならぬ、“青年期がえり”をしたようだ。無性に本を読みたい。中には、相変わらず岩波文庫関連に魅力的なものが出ているな、と。

 最近届いた『図書』を眺めていると、ここ数カ月で次のような岩波文庫・岩波新書が出ている(近刊・復刊も含む)。油断していると(笑い)次から次へと読み損なっている本が出てくる。

▼夏目漱石「坑夫」▼丸山眞男「政治の世界 他十篇」▼内村鑑三「宗教座談」▼油井正臣「田中正造」(新書復刊)▼田中伸尚「憲法九条の戦後史」(新書復刊)

 単行本では次の本なども捨てがたい。

▼中村明「吾輩はユーモアである」▼田中伸尚「抵抗のモダンガール 作曲家・吉田隆子」

吾輩はユーモアである――漱石の誘笑パレード

中村 明 / 岩波書店



 最近、やはり漱石は凄い、と思う。そして、畏友・狩野亨吉との関連でもっと種々探ってみたい。作曲家・吉田隆子は『火山灰地』の久保栄の事実婚パートナーとして最近知った。興味深い。

 “生誕百年記念復刊”と銘打つ『丸山眞男集』全16巻・別巻1はさすがに手が出ないが…。一部を図書館経由で読むぐらいでしょうか。
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by saiseidoh | 2014-03-05 18:52 | 岩波文庫 | Comments(0)

ルソー「社会契約論」~考えるということ、そして社会は変え得るということ~

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 中学、高校の頃から岩波文庫を買い、読む習慣が身に付いた。一番集中的に読んだのは、やはり高校から大学時代だろう。

 同文庫の創刊は1927年(昭和2年)、夏目漱石『こころ』、トルストイ『戦争と平和(一)』など22点だという。これまでの総刊行点数が5400点強。今、その長い歴史の中で最も読まれたベストテンを調べてみると、①ソクラテスの弁明・クリトン②坊ちゃん③エミール(上)④共産党宣言⑤こころ―が上位5位だとか。今も私の書架や書庫には坊ちゃん(坊ちゃんは確か旺文社文庫で読んだ記憶がある)を除く4冊があり、しかも第1回創刊のラインナップの数冊もあるから、やはり相当な愛読者ということになるだろう。

 ルソー『社会契約論』は中でも民主主義草創期の西洋社会の思想、様相を表現していて、大変、当時刺激を受けた記憶がある。今も手元に残っているのは、昭和29年12月第1刷、同44年11月第22刷版。この日付からしてもきっと高校時代に買い、盛んに読んだと思われる。

 この本から直感的に学んだのは、自分で考え、文章を著すこと、そして民主主義社会の成り立ち、それが人間の力で変え得る、ということなど。ルソーが当時在野から懸賞論文によって思想家の仲間入りしたことにも大変興味をひかれた。

 岩波文庫は古典の原典を刊行するスタイルをずっと貫いていて、今も色褪せない。そして、そこから社会を変えるエネルギーのようなものを汲み上げる源泉足り得る。まさに、人間と人類の英知の結集というにふさわしいと思う(大袈裟かもしれないが)。

 文庫・岩波文庫といえば、神田・神保町では文庫専門の『文庫川村』が頑張っている。


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by saiseidoh | 2013-03-07 22:01 | 岩波文庫 | Comments(0)

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