彩生堂備忘録


店主:宮内義富、札幌在住。「本の力」「人の力」が必要な時代です。ものごとを、明治以降生まれた様々な思想や文学、社会学、医療や医学、性その他に関する学問・研究など、多面的な物差しで見ていくことの必要性も痛感します。
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カテゴリ:新刊( 48 )

「あなたを支配し、社会を破壊する、AI・ビッグデータの罠」

あなたを支配し、社会を破壊する、AI・ビッグデータの罠

キャシー・オニール/インターシフト

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 当然、価値判断を含めてだが、AIやビッグデータが注目を集めていることに対し、私は冷ややかな視線を有している。そうしたことを懸念する報道や本なども目立つようになった。

 現代を生きる人間として、こうしたことへの関心や興味は持ち続けたい。



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by saiseidoh | 2018-08-18 07:34 | 新刊 | Comments(0)

内田洋子「モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語」

モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語

内田 洋子/方丈社

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 こうした本はとても好ましい。

 ベストセラ―ではなく、少部数であっても読む人の心に届く本(未読なのでわからないが、きっとそのように思う)。
 
 あるいは流通ルートに乗らなくても、その人にとって良い本、良い作品、インパクトを与え得る作品。そうした作品こそが、どんなベストセラ―より素晴らしいのではないだろうか。

 すっかり市場主義に毒された私たちは忘れてしまったのかもしれない。売れないもの、小さきものの中にも自分にとって必要な作品がある。


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by saiseidoh | 2018-05-20 09:22 | 新刊 | Comments(0)

山本義隆「近代日本一五〇年」

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 昨年来の念願だった山本義隆「近代日本一五〇年ー科学技術総力戦体制の破綻」(岩波新書)をようやく手にすることができた。

 書店(コーチャンフォー新川店)の岩波新書が並ぶ棚の前に立つと、読みたい本ばかりが並んでいる。目的だった「近代日本一五〇年」のほか、写真の二冊も思わず買ってしまった。新書と言えど、三冊で3千円近くになってしまう。

 津野海太郎「読書と日本人」は何気ない書名だが、「たぶん人びとは読書を通じて新しい表現、新しい思想を求めることをやめないでしょう」などとある。その読書の対象とは、印刷本であり、むしろ現在流通している本がメインではなく、長い長い人類の歴史の中で生まれた数々の本であろう、と示唆しているように読める。

                ★

 最近はたまたま本を購入できる程度には(ある事情によって)小遣いがあるが、普通の状態ではとても無理だろう。多少の現金が入っても会費だ、寄付だと、しかも複数あってみれば、そういったものを優先せざるを得ない。活動すればする程、お金は必要なのだ。私たちの周囲はいつ頃からこんなに貧しくなってしまったのだろうか?


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by saiseidoh | 2018-05-17 17:48 | 新刊 | Comments(0)

野間宏「真空地帯」

真空地帯 (岩波文庫)

野間 宏/岩波書店

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 北海道新聞読書欄より拾う。

貧困の戦後史 (筑摩選書)

岩田 正美/筑摩書房

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書店主フィクリーのものがたり (ハヤカワepi文庫)

ガブリエル ゼヴィン/早川書房

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by saiseidoh | 2018-02-04 08:25 | 新刊 | Comments(0)

光文社

 何となく愛着がある出版社、そうでない社…とそれぞれさまざまある。時間の経過や特定の出版物によって、その印象が変わることもある。

 そんな中、光文社はそれ程好きな出版社というわけではないが、時折読みたいと思わせる本が出ている。どんな出版社もさまざまな作家や書き手とつながっているのだから、それはどこの出版社でも企画やタイミング次第でベストセラーや愛好家から評価される本を刊行する機会はあるだろう。当たり前のことだろうが…。



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by saiseidoh | 2018-01-21 08:11 | 新刊 | Comments(0)

「右であれ左であれ、思想はネットでは伝わらない。」

 坪内祐三「右であれ左であれ、思想はネットでは伝わらない。」(幻戯書房)。

 思想もそうだが、文学も同じである。本を読むことでしか、思想も文学も深まることはない。デジタル化された情報や表現はやはりデジタルの域を出ない(と、私も確信する)。


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by saiseidoh | 2018-01-06 08:07 | 新刊 | Comments(0)

「健康格差 あなたの寿命は社会が決める」

インパール作戦従軍記―一新聞記者の回想 (岩波新書 黄版 269)

丸山 静雄/岩波書店

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 出版社も様々あるが、大手では岩波書店や講談社、筑摩書房などが好きだ。「歴史」への視線・歴史への尊重が何となく感じられるのだ。
今月も興味深い新刊本・復刊本が並んでいる。

 中で、NHKスペシャル取材班による「健康格差 あなたの寿命は社会が決める」。最近よくありがちな“健康格差”“経済格差”に関するものだが、とても身につまされるタイトルだ。私も65歳を超え、まだまだ現役として働いているが(働かないと生活できないから、なのだが)、恵まれている、という自覚がある当方でさえ、生活のしづらさに四苦八苦している。

 経済格差もそうだし、健康格差…全てが当てはまる。文学や芸術全てを愛する私が痛感するのは、『文化格差』だ。本を購入し、映画を気軽に観る機会すらないのだ。

日本問答 (岩波新書)

田中 優子,松岡 正剛/岩波書店

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江戸川乱歩作品集I 人でなしの恋・孤島の鬼 他 (岩波文庫)

浜田 雄介(編集)/岩波書店

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不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか (講談社現代新書)

鴻上 尚史/講談社

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「幸福な日本」の経済学 (講談社選書メチエ)

石見 徹/講談社

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by saiseidoh | 2017-11-25 08:03 | 新刊 | Comments(0)

「生きることは闘うことだ」

生きることは闘うことだ (朝日新書)

丸山 健二/朝日新聞出版

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芸術新潮 2017年 06 月号

新潮社

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 慌ただしく辛い事のみ多い、この世の中だが、先日届いた岩波文庫創刊90年記念「図書 私の三冊」を取り出す。ネットやスマホがすべて、と言わんばかりのご時世だが、原稿を寄せた228人それぞれの「私の三冊」に想いを巡らすとまだまだこんな楽しみ、精神の慰謝があることに改めて気づかされる。


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by saiseidoh | 2017-05-29 06:59 | 新刊 | Comments(0)

「人生論ノート」など

日曜日だが、本日はこれから仕事に向かう。

北海道新聞の読書ページから。


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by saiseidoh | 2017-05-14 08:44 | 新刊 | Comments(0)

「ウェブに夢見るバカ」

▼「ウェブに夢見るバカ」(青土社)
▼「中井久夫集」(みすず書房)
▼「苦海浄土」(藤原書店)
▼「夏目漱石」(ミネルヴァ書房)



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by saiseidoh | 2017-01-06 07:08 | 新刊 | Comments(0)

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